英語の上達が早い人の特徴をあげてみました。僕が真剣に第二言語を勉強したのは英語だけなので、この記事では英語に限定していますが、他の言語を勉強している人にも当てはまると思います。
さあ。それでは見ていきましょう。
歌が上手い人
え、と思った人もいるでしょう。僕は今まで何千人もの英語が第二言語の人たちと出会ってきましたが、ある意外な共通点があることに気づきました。それは英語の発音やイントネーションやアクセントが上手い人は歌も上手いということです。これは科学的な根拠にも基づいています。
基本的にみなさんがカラオケなどで歌を歌う時、だいたいの場合、歌手本人の声や歌い方を真似しますよね。これはもしかしたら無意識かも知れません。実は歌を歌う時、歌手の声や音を耳がコピーします。
声をコントロールするには、いろいろなテクニックがありますが、高い声を出すには声帯をギュッと引っ張り、緊張させて振動を速くします。裏声は地声と異なるパターンで声帯を振動させます。ものまねタレントや声優はこれらのテクニックを高度に、複雑に組み合わせて声を出しているのです。
声を出す仕組みを調べるために、喉にファイバースコープを入れて声帯の振動を調べたり、MRI(磁気共鳴画像装置)を使い、声を出している人間の声道(声帯から口唇までの声の通り道)を撮影したりして、さまざまな声を出すメカニズムの謎を解く「音声科学」の研究が進んでいます。
音声の処理が正確かつ速度が早いということですね。
歌の上手さは言語の上達に密接に関係していると考えます。
ってことで、カラオケにいきましょう!
なんでやねん!!!!
社交的な人、コミュニケーションが得意な人
話すことが好きな人は確実に上達が早いですね。
よく耳にするのが「英語を話しているのを聞いて理解することはできるけど、同じように話すことができない。」
リスニングが一番上達しやすいです。なぜなら、自分から機会を作らなくてもYoutubeで勉強したり、ドラマや映画をみると手軽にインプットの学習ができます。もちろんこれは重要です。
が、実際に友達を作って生きた会話をすることが、自分も楽しいし、相手も楽しませることができます。
女の子
これは男の子と比べてっていう比較です。僕はたまにこの話を英語を勉強している男友達とするのですが、やっぱり女の子の方が一般的に男の子より英語の上達が早いです。なぜなのか。
結論からいうと、日本人女性はオーストラリアでモテるからです。
あなたがバーやナイトクラブにいることを想像してみてください。話しかけるのは大抵、男性から女性ですよね。これは万国共通です。モテる女性の方が必然的に英語を使う回数が増えます。
かといって男性でも英語が上手い人はたくさんいますのでご安心ください。
恋愛をする人
みなさん恋愛をしましょう。この場合の恋愛は国際恋愛を意味します。
興味のある人と出かけたり自分から機会を作って行動できる人の英語の上達は早いです。
言葉の壁を越えてまで意思疎通したいと思える友達や恋人を作ることでモチベーションにも繋がりますし、自然に脳が英語で考える脳になります。したがって、国際恋愛をしている人の英語上達速度は非常に早いです。
かといって、英語の上達だけを目的に誰かに近寄るのはやめましょう。相手に失礼ですし、そんな気持ちはすぐに見破られてしまいます。
同じ趣味や気が合う友達、もっと仲良くなりたいと心から思える友達や恋人を探しましょう。
ネイティブ環境を作れる人
世界で英語を話せる人はたくさんいますが、やっぱり、第一言語と第二言語話者の違いは明らかです。
もしあなたが英語圏での就労、移住を考えているなら、第二言語だからという言い訳は本当に通用しませんし、僕はこの言い訳が大嫌いです。
それを言い訳にしている人たちは本当に情けないなと思います。
よく、日本ではコンビニや牛丼屋さんで働いている外国人労働者を馬鹿にするような態度をとる人がいます。僕はそういう場面を見かけると胸が痛くなります。
(特に年配の方にこういう方が多いのですが)
他文化に対するリスペクトがなさすぎます。
もちろん彼らは綺麗な日本語(ネイティブに近い日本語)を話す必要があると思いますが、10才になるまでバイリンガル教育をされてきた特別な場合を除き、完璧に第二言語を習得することは不可能です。
ただし、ネイティブに近づくことは努力次第で可能です。
みなさんがもし関西出身なら、関西弁を話す外国人がいたらめっちゃ面白いですよね。
なんで、アメリカに行くならアメリカンアクセント、イギリスならブリティッシュアクセント、オーストラリアならオーストラリアアクセントを真似して話すように心がけましょう。
自分が他の国に行く時は「外部からきた人」であることを忘れずに、その国や地域の文化、言葉に自分が合わせるべきだと考えます。海外で生活した経験がある方は分かると思いますが、そういった心がけから他文化や多様性に寛容に慣れると信じています。
こういう気持ちから現地の人と仲良くなれたり、現地のライフスタイルをもっと深く知ることができます。僕は少なくともそういう人間を目指しています。
要するに、現地人のコミュニティーに勇気を持って飛び込みましょう。
僕は現地人にパーティーに呼ばれたら、よっぽどの理由がないかぎり行くようにしています。
これまで、僕以外のパーティー参加者が全員白人(ホワイトオーストラリアン)という場面も何度も経験していますし、ホームパーティーは本当に楽しいです。
あとはFacebookやMeetupに参加したり、地域のスポーツイベントに飛び込んでみましょう。一人友達ができればそこから広がる可能性もあります。
言語の習得は莫大な資金と時間を投資する必要がありますし、言語習得の悔しいところは直接、自分の年収に繋がったり、コミュニーケーションツールにすぎないところです。
しかし、あなたが言語を習得することで、見える世界、できる友達、人生は変わります。
なので、第二言語、第三言語に励んでいる人は自分に誇りを持ってください。あなたの言語能力は少しずつ少しずつ毎日上達しています。
僕と一緒に頑張りましょう。忙しい中、読んでくれてありがとうございます。
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