2分だけ僕に時間をください。僕たちは今どうしたらいいのか？各国のコロナ事情対策。オーストラリア現地のリアルな情報。

COVID-19（コロナウイルス）はこの3ヶ月で超高速で世界中に広まりました。２０１９年１２月中旬から中国のウハンというところから始まり、2020年２月に韓国、日本に広まり、そこからスペインやイタリア、NYをはじめ世界の大都市の経済がほとんど止まる事態となりました。僕が住んでいるオーストラリアでも影響は大きいです。この記事は、コロナに全体関する情報、各国の対策、オーストラリアの情報、そして僕たちは今何をすべきかを僕の経験、知識をもとに書きます。もし、意見があれば僕のSNSのメッセージからお願いします。アンチは無視するのでよろしくお願いします。2分だけ僕に時間をください。

目次　　読みたいところだけ読んでもらっても構いません。

• コロナウイルス
• 人種差別
• コロナ対策で評価されてる国
• 日本のコロナ対策について
• 日本の政治が終わってる理由
• オーストラリアのコロナ対策
• コロナの影響
• 僕たちが今すべきこと何か？

　　　　　　自己紹介

Yusuke Shiota（塩田祐亮）

University of South Australia（南オーストラリア大学）IT専攻 2年生

２０年間京都生まれ京都育ち。現在２２。Tech、映像、金融、投資、経済、M&A。京都で数社でインターン経験後、オーストラリアへ留学。将来の夢は全世界で見られる映画を作ること。世界で三段落とし、高度な例えを使いこなし、笑いのセンスはグローバル人材。ブログ、YouTube、Twitter、Instagramなどで情報発信をしている。

コロナウイルス

さて、コロナウイルスの始まりは中国の湖北省のウハンという都市の海鮮市場がエピセンター（パンデミックが始まったところ）と言われています。知ってる方もいると思いますが、原因はコウモリの刺身と言われています。ここでみんなが思ってることを言います。

「なんで、コウモリ食うねん」

SARS（２００８年）もコウモリが原因でしたね。禁止にされたはずの闇市場がなぜ再開しているのか。中国政府はアメリカがウイルスを中国に持ち込んだと主張しており、アメリカ大統領ドナルドトランプをはじめ、アメリカ全国民の反感を買っています。

１月まで世界中で全く報道されていなかったのは、ウハンの市長が隠蔽しようとして中国政府にコロナウイルスのことを言わなかったのと中国政府が世界に情報が出ないように隠していたからと言われています。この情報はウハン現地に住んでいるYouTube、中国のTiktokやWechatからの情報なので１００％正しいとは言えません。僕はある程度辻褄とタイムラインが一致しているので信じています。

人種差別

あまり大きい声では言えないが世界中でヘイトチャイナが横行しています。イタリア、スペイン、NY、オーストラリアでもアジア人が差別されている動画は後を絶ちません。この世に人種差別が無くなることはコロナのせいでさらに難しくなりました。中国から多額の資金援助を受けてるとされるWHOも世界中で大バッシングを受けている。このような差別は普段からある外国人差別への認識が爆発したんだと思います。皆誰しもが、公共の場では言えないような人種差別の意識をしていると思います。僕もその一人です。

コロナ対策で評価されてる国

コロナ対策で世界中から評価がされているのは、台湾、シンガポール、香港、韓国、そして中国。最新IT技術を使ったコロナ患者の追跡システム、早めのロックダウン、マスクや手洗いなどの公衆衛生の徹底など対策がケース数に直結しています。この国々に共通点があります。なんでしょうか？それは２００８年のSARSを経験していることです。SARSの話はここでは省略しますが、今回のコロナウイルスでの対策は早い、そしてケースを最小限に抑えられています。

日本のコロナ対策について

日本のコロナ対策はどうでしょう？賛否両論あると思います。僕も含め海外のニュースを普段からチェックしている日本人にとっては、日本のコロナ対策は大変遅く感じたと思います。でも、ほとんどの日本人は海外の情報をわざわざ英語でチェックしたりしないと思います。日本でのメディア報道も海外に比べてかなり遅れていました。日本でも緊急事態宣言と外出の自粛要請が出てから、今回の深刻さを理解した人も少なくないでしょう。

日本政府はお金を出したくないんでしょう。企業への補助金のパッケージ、失業者に対する補償金に対しての対応の遅さは正直イライラしました。アメリカ、イギリス、ヨーロッパ諸国、オーストラリア、NZなどの欧米諸国が次々と現金支給を報道される中、日本の「和牛クーポン」「魚券」「マスク２枚」のニュースは英語圏のニュースでもバカにされて「アベノマスク」という言葉までできました。僕は日本人としてすごい恥だと感じました。Twitterをはじめ各SNSで日本人が「政府は無能」「税金返せ」などと今までになかった勢いで政府批判をする人が増えました。日本は１つの先進国として戦後の世界経済の成長を作った国と認識されています。世界でGDP比較しても、中国、アメリカについて第3位です。

なのに、なのに、、

どうして世界中から笑われるような国になってしまったのか。確かにまともにITも使えないようなおじさんばかりの政府であることは間違い無いです。そのおじさん、おばさんたちが強い決定権を持ってる政界で若者たちが意見を通すことはほぼ不可能では無いんでしょうか。ホリエモンさん、落合陽一さん、大企業の社長たち、Newspicksに出ているようなビジネスインテリでさえ「日本のコロナ対策は危機管理が足りない」と言います。この記事を読んでいる日本人の中でNewspicsを知らない人は本当に情報感度が低すぎます。今すぐググった方がいいと思います。YouTubeのチャンネルも討論会とか面白いのでまた見てみてください。

日本の政治が終わってる理由

話を戻すと、なぜ日本の政治はダメなのか。理由は３つあると思います。

１。選挙制度や法律などで高齢者の意見ばかり採用されるから。

２。ほとんどの日本人がそもそも政府の決めたことに洗脳されているから。

３。政府のお金の使い方、投資が下手すぎる。

１。選挙制度や法律などで高齢者の意見ばかり採用されるから。もう知ってる人も多いですが、日本は世界の先進国で一番少子高齢化が進んでいます。そして皮肉なことに政治、ビジネスの中心にいるのはあのバブルの時代を生き抜いた４０〜６０代です。正直この年齢層の人たちがいなければ、今の日本は確実に無いでしょう。僕らもこんな裕福な暮らしは出来ていないかもしれません。尊敬と感謝は大きく持っているのですが、残念なことに時代の移り変わりにアップデート出来ていない人が多いです。「最近の若者は〜〜」ってよく言う人です。あなたの周りには一人はいるでしょう？選挙に行くのも高齢者がほとんどです。若者が選挙に行かないのも悪いですが、政治を上手く教えられていない（わざと洗脳するために教えていないのかも）政府も悪いです。

２。ほとんどの日本人がそもそも政府の決めたことに洗脳されているから。正直これが一番大きな理由だと思います。公平さだけに特化した大学受験。Fラン大学に入学しただけで負け組とか言われる現代日本社会です。そして政府とリクルートが決めた謎の就活ノウハウに従った日本の新卒採用制度。ちなみに僕は新卒採用制度には大賛成です。なぜなら、就労経験が無い若者を一斉に大学卒業して雇ってくれる国なんて日本だけです。日本人は本当に恵まれています。ただ、僕が疑問を感じ批判したいのは「なぜか従わないといけないルール」です。例えば、「黒スーツしか着てはいけない」「面接時の髪型やメイク」「Webテスト、SPI」。なぜ、全員同じことをしないといけないのか。みんな違うスタイルで働きたい会社で、やりたいことしよではないか。残念ながらそう簡単な話じゃ無いらしい。商社、や外資金融、外資コンサル、CA、GAFA、上場企業に行けば勝ち組、それ以外は負け組。そんな認識がある。僕は２０年日本で生まれ育っているのでよく分かる。昔、仲良くて楽しかった友達が就活で行きたい企業にいけず落ち込んでると言うメッセージも１通や２通だけではない。そして、フルタイムで働き始めてもどうやら変な文化はあるらしい。例えば「ハンコじゃないといけない」「エレベーターで後輩が乗る位置」「敬語」「名刺交換」。理解出来ない。まだそんなことしているのか。「？」が１００００個くらい頭の上で回っている。そしてこのルールに反抗したものは社会不適合者と見なされ、上司から嫌われる。終身雇用も破られた令和の時代は僕たち人間を変わるべきではないだろうか。

３。政府のお金の使い方、投資が下手すぎる。僕は経済学者でも投資のプロでもないので大口を叩くのはやめるが、政府のお金の使い方が下手なことくらい俺の愛犬「明太しょうこ」でも分かるw ４月１日にニュースにもなったが、なぜマスク２枚を１世帯ごとに配るのに何億も使う？政治でミーティングを何回も重ねた結果だとは思えない。皮肉なことにこれはエイプリルフールではないらしい。僕は金融の勉強をしているので、政府が大量に借金をしていることや国民税金の行き先が外国であることも分かる。僕が言いたいのは「なぜ増刷して、もっと借金をしてまで目の前の人間を助けないのか？」。今月の家賃が払えない人や、コロナで失業して今日食べれない人だってたくさんいるだろう。こんなことをいうと「増刷したらハイパーインフレになるからや」と俺の意見をついてくる人がいるがそんなことは分かっている。中小企業やベンチャー、スタートアップなどキャッシュフローが出せず倒産しそうな会社は山ほどある。なぜもっと、助けない？日本、そして世界の経済作ってるんだぞ。現金の３０万円支給、各種もどうやら、自治体が政府にお願いしてお金を出してもらってるらしい。東京都の財源があるから出来て、大阪の資金力では出来ない？そんなことを言ってる場合か。国が税金で出すべきだろ。この先は経済学者とか俺よりもっと賢い人もたくさんいるからその人たちに任します。

オーストラリアのコロナ対策

オーストラリアの状況はどうか。現在コロナのケースは6447ケース、日本は約8000。（4月１５日現在）。

僕が住んでいるのはSouth Australia（南オーストラリア）のAdelaide（アデレード）と言う都市。コロナケースは４３３（４月１５日現在）。

現状

・政府が失業者と売り上げが下がる企業を全力で補助

・海外から帰ってきた人たちは１４日間ホテルで強制待機（費用は政府持ち）

・警察、軍隊を総動員

・政策が早い

・ソーシャルディスタンシング徹底

・基本外出禁止

・外出が許される理由としては、通学、通勤、食料品の買い物、そして運動のみ。

・結婚式は５人まで。葬式は１０人まで。

・3人以上で理由無しで外出していると罰金（シドニー、メルボルン、など）

・アデレードは１０人以上集合で罰金。

・空いてるのは、コンビニ、スーパー、レストラン、カフェ（テイクアウトのみ）

外に人は歩いてるし車も走ってるが、基本は自宅待機。これは身の回りの人を守るためにも必須。そしていまだにオーストラリア人はマスクを嫌がる。本当につけない。スーパーの中でアジア人はほとんどマスクをつけているが、白人は３０％くらいしかつけない。本当に謎。人混みに行く時くらいマスクしろや（半ギレ）。

エクササイズや散歩はつけていなくても許せるが（自分もマスク無し）。これだけコロナが恐ろしい病気だと分かっているのにまだつけない。

ちなみにこの状態は最低3ヶ月は続くと言われている。コロナのケースのグラフを見ると効果はあるようだ。

オーストラリア政府のサイトはこちら

https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert

まだどうなるか分からないので油断は出来ない。

コロナの影響

コロナで家で過ごす時間が増え、友達や同僚と会う機会が減り僕たちの生活はすっかり変わってしまった。僕が働いていた２つのレストランもコロナのせいで閉まり（片方はTAのみ）、仕事を失ってしまった。そこからオンラインでできる仕事を死にものぐるいで探し、最近やっと家賃と最低限の食事くらいは払えるくらいの仕事はゲットした。今は弁護士のアシスタントとそれとは別の翻訳案件をしている。こんな時に仕事もくれるのはやっぱりコネ（コネクション＝繋がり）だった。本当に感謝している。

コロナの影響を受けていない人はこの世にいないんじゃないんか。航空業界、観光業界は売り上げが０に近いだろう。日本の観光客は９３％減ったらしい。（Newspics)日本でもたくさんの人がリモートワーク、オンライン授業に切り替わるであろう。就活も面接や説明会、イベント中止などいろんなところで影響が出ている。

投資家や各国政府は株、債権、不動産の暴騰、暴落に振り回され、悲しさを煽るようにメディアは報道する。ここで皆さんに気をつけて欲しいのが、（俺何様？）メディアの報道を信じすぎないこと。メディアがネガティブなニュースばかり報道、ポストするのは、ネガティブな情報の方が人々の不安を煽りメディアが儲かるからだ。BBCもABC　NEWS　もBloomberg　もワーストケースシナリオを報道する。コロナで追い詰められてるのに、メディアが追い討ちをかける悪循環。（本能寺の変より追い討ちのスピードが早い。何言ってんだ俺は？）

その結果、世界中で何が起こっているか。DV（家庭内暴力）、離婚、破局、鬱病、一番怖いのが自殺である。コロナのせいで人々が再確認したのがやっぱり人との繋がりの大切さだろう。そして国問わず、人間は孤独に弱い。一人暮らししている人なんか、一日を誰とも話さず終える人もいるんじゃないか。孤独、そして将来に不安が募る。そして自殺を考える。この問題は人ごとではない。あなたの周りの大切な人が精神的に追い込まれる可能性もある。もし今読んでくれている人の中で、精神的に追い詰められている人がいれば僕にメッセージを送って欲しい。絶対に返信するし、後日電話もできる。僕じゃなくてもいい。誰か一人、二人でいい。だから一人で抱え込まないで欲しい。自分の信頼できる誰かに相談してみて欲しい。家族、恋人、夫婦、シェアハウスに住んでいる人はラッキーかもしれない。なぜなら、家の中で話す人がいるから。

命は本当に尊いし、救える命は絶対に救いたい。これは現在すごい状況の中で命をかけて戦ってくれている医者、看護師、医療関係者の人たちもみんな同じ思いだ。だから、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいだし、フロントラインで自分がいつコロナに感染するか分からない状況で戦ってくれている人たちのためにもSOSを出して欲しい。

今精神状態が辛い人はここから先は読まなくていいと思う。

さあ、ここからは自分のメンタルが安定している人たちだけ読んでください。

僕たちが今すべきこと何か？

僕の答えはもう一回自分の人生について考え直すことだと思う。新しいスキルをつける。新しいことを勉強する。ずっとやりたかったけど出来ていないことをする。人生一回きりだし、本当に自分の人生がこれでいいのかってことを考えることが大事だと思う。

僕は今回のコロナウイルスのパンデミックが世界の資本主義経済への挑戦だと考える。資本主義経済というのは僕らが今生きているシステムのことでめっちゃ簡単に言えば、お金持ち、知識人、権力者が勝つ経済システムのことだ。中国やロシア、北朝鮮などは社会主義国家などでちょっと違う。

どれだけ毎日忙しくしてたとしても、今回の２０２０年のパンデミックで世の中の全ての人たちが一瞬で仕事を失うことは理解したと思う。アメリカの失業者申請の数は歴史上一番多い。世界大恐慌、ITショック、オイルショック　そしてリーマンショックよりも多い。経済界のダメージも相当多い。死者の数もまだまだうなぎ登りだ。

だから、毎日忙しいのをこのパンデミックの期間少しだけ休憩して、自分の幸せについて考えてみるのもいいかもしれない。自分はどういう時が幸せなのかって。人によって幸せの定義は違う。田舎で家族と犬と暮らすのが幸せな人もいるし、独身でも東京のタワーマンションの最上階でウイスキーも飲んでる時が幸せな人もいる。ガンの治療に成功して本人や家族に感謝されるのが一番幸せに感じるという医者もいるだろう。このように１００人いたら１００通りの意見がある。合コンの質問第一位の「お金か愛、１つ選ぶならどっち？」という質問は世界中で今トイレの中にいる人の数を答えるより難しい。なぜなら、正解がないから。でも正解ではないことは自分で分かると思う。それは自分に嘘をつくこと。それは転職や起業かもしれないし、好きな人に告白することかもしれない。だから、みんな自分に正直に生きようよ。「嫁ブロック」「親ブロック」という言葉があるが、みんなあなたのことを心配しているから、あなたを止めようとします。また古くの友人や、同僚はあなたがその人より上に行くの嫌がってあなたの足を引き釣り降ろそうとします。洗脳から目も冷まして、自分の生きたい人生を生きようよ。これが僕の人生の軸であり、コロナのパンデミックから受け取ったメッセージでもあります。

最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。Twitter,　YouTube, Instagramやってるのでぜひフォローしてください。

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